2008年3月20日木曜日

3月11日、パンダ発見の日。

3月11日、3155gでおミニさんが誕生。
おミニさんあらため、わがこをたいかんと名づけた。
パンダ発見の日に産まれた。

3月10日、誘発入院した。
先生からは「今日はまずなさそう。あさって産まれれば100点かな」
と言われたけど、夕方に破水してすぐに5分間隔の陣痛が始まった。

9時間後、夜中の2時31分に産まれた。

分娩台の上、過呼吸になって口にビニール袋でふさがれて、
たいたいが酸欠になって鼻にチューブをつけられて、
なかなか出てこないので点滴で陣痛誘発剤を足して、
最後は男の先生が馬乗りでお腹を押して
夫に頭を支えられながらいきんで、やっとわがこが出てきた。

肺呼吸が始まるのを確認してから臍の緒が切られ、
「アー!」と一言挨拶をしたあと、胸の上に置かれたわがこ。

血と羊水でびしょびしょの頭をなで、おでこに触れて
血まみれになりながらキスをした。忘れられない味。

後産の処理のあと、分娩台で2時間
わがこにおっぱいをくわえさせて過ごした。
夫と3人、疲れと、安堵と
今まで味わったことのない幸福な気分であふれた時間だった。

バースプランで希望したとおり、すぐに同室が始まり、
産後の興奮のなかで眠れず、うれしくて涙が止まらなかった。

これから、何があっても一番の味方でいよう。
守っていこう。一緒にいられる時間を大事にしよう。
かわいい。かわいい。ありがとう。
わがこを眺めながらそんなことを何度も思っていた。

それにしても痛かった。