2008年5月31日土曜日

凹んだ。。

昨日の夕方。
「わー う~」とごきげんで歌ってるせがれくんのおむつを、
ごきげんで替えたら、うんちに血がちょびちょび。
目を疑う。せがれくんは手足をばたばたしてニコニコしている。
、、、、、腸重積!? 

機嫌よくて熱無くて食欲もある。全身状態は良い。
でも血はヤバい気がする。いてもたってもいられず、
病院に電話してから救急外来へ。
私たちの心配をよそに、せがれくんはすやすや。

先生におむつを見せて診察してもらう。
「んー、大丈夫そうです。でも、一応悪いほうの可能性を見て
 レントゲン撮ってからカンチョウして便を見せてもらいますね」
ひいい。せがれくんはやっぱり私たちの心配をよそに、
お愛想をふりまく。

検査した結果、心配ないと。
先生からは病名は言われなかったけど、
落ち着いて色々調べたらどうも「リンパ濾胞(ろほう)増殖症」
というやつなようだ。

「リンパ濾胞(ろほう)増殖症」

母乳で育っている赤ちゃんに多くみられる良性の疾患。
大腸内のリンパ節が腫れて、
腸の粘膜に飛び出した状態のところへ便が通るときに擦れて出血。

大体はおよそ6ヶ月くらいで出血はほとんど無くなって、
その後変わりなく過ごすことができる。
本来は知らないうちに治ってしまう良性の疾患。

全身状態は良かったんだから、救急行く前に
もう少し落ち着いてちゃんと調べてみれば良かった。。
せがれくん、まだ小さいのにレントゲン受けさせちゃった。

母とお姑は、「大げさなくらいでいいのよ」
「見過ごすよりはいいのよ」と言ってくれたけど
レントゲンが気になって、
冷静に様子を見られなかったことに、やっぱり凹んだ。

私保育士だしなんて余裕の子育てを想像してたけど、
わが子のイレギュラーに、こんなにも弱いとは。

これから免疫もなくなって、こんなことがたくさんある。
いちいちアワアワすると体がもたないので、逞しくならねば。

2008年5月23日金曜日

山手線

近頃、せがれくんを連れて、
電車で一駅ふた駅程度の移動もするようになった。主に山手線。

こないだは、五反田の赤ちゃん本舗まで。
五反田駅にはエレベーターが設置されていないので、
ベビーカーでなく抱っこ紐での移動に挑戦してみた。

山手線、妊娠9ヶ月まで通勤で乗り続けてたけど、
一度も席を譲ってもらうことはなかったのだった。
別にしんどくなかったけど、
読書するOLとウォークマンで腕くみのサラリーマンが座る
優先席の前に立っちゃったりするとなんともわびしい思いがした。

だけど、抱っこ紐デビューしてみたら、
品川から赤ちゃん本舗までの道中で
若いマダム、中年の色黒ビジネスマン、中年のおばさんが
次々と席を譲ってくれた。
短い距離で申し訳なく、照れくさく、でも素直に気持ちが嬉しい。

気づいた。
妊婦って譲りにくいんだな。ひょっとして違ったら、って思うと。
たんに見て見ぬふりされてたわけじゃなかったんだろうな。
世の中、まだまだ捨てたもんじゃない。

なるべく大きな声できちんとありがとうを言おう。

アートメイク

おミニさん改めわがこ改めせがれくん。

今日は、夫にせがれくんとオムツと冷凍母乳を託して、
眉のアートメイクを入れに行った。
久しぶりの単独行動。手持ちぶたさでやたらと携帯をいじってしまう。
結構時間がかかるのは承知の上だけど、おっぱいはバリバリに張り
泣いてるせがれくんとてんてこまいな夫が浮かび罪悪感のひととき。

終わってすぐに店を飛び出して、夫に電話してみると、
「大丈夫だよー、それよりお腹すいたー何か買ってきて」
夫とせがれくんは見事4時間のお留守番を成し遂げた。感激。

駅前の成城石井でジャジャ麺を買ってくと、
家の前で夫がせがれくんを乗せたベビーカーとともにたたずんでいた。
なんてかわいくて愛しいおとこたち。

せがれくんは母の存在を感じ取り、わうわー!と怒り狂いだした。
だっこするとしがみついて、おっぱいをグビグビ飲んで安眠。

夫は、布オムツをこまめに替え、冷凍母乳を2度与え、
私がもうすぐ帰るタイミングでゆざましを飲ませ、
子守をしつつシーツを洗って干し、夕飯の支度をしてくれてた。
やさしさライセンス1級。

お留守番ありがとう。
当分わたしの眉毛は安泰です。

2008年5月14日水曜日

生後2ヶ月。













生後2ヶ月と3日。

今月5月は2日が夫の誕生日、3日が入籍4周年、5日がわがこの初節句、
10日が私の誕生日、11日が母の日&わがこの生後2ヶ月と、
「おめでとう」と「ありがとう」をやたら言い合った気がする。

去年のGWをやたらと思い出したりした。
地元の仲間と長瀞にキャンプに行ったんだった。
私たち夫婦と、全員彼女がいなかった男3人。

たったの1年で、私たちには赤ちゃんがいて、
男3人、うち2人結婚が決まり、もう1人にも彼女がいる。
ほんとうに1年て大きいって、またまた思う。
わがこが産まれてから何度もそう思う。

だから、毎日は同じようで大切なんだ。

わがこ、生後2ヶ月に入る3日前あたりから深夜おめざが1回減って、
こぶしチュバチュバ遊びを始め、おっぱいが増えて
目が合う時間と、おしゃべりが増えた。

名前をよぶと、「ホー」「オー」とニコニコしてお話しが始まる。
「アー」というと同じように「アー」と返ってくる。
なんて楽しくて幸せなひと時!

今日、夫が体重計に乗ってわがこの重さを測ったら、
6.5kg強。身長は60cm。やや大きいかな。

2008年5月4日日曜日

ばか発生中




姉からもらった「わらべうたで子育て」というCDつきの本がお気に入りだ。
遠野のヤエさんが、昔から伝わるわらべうたを語り伝えてくれる本。

そのなかのコラムで、遠野の古いことわざが紹介されている。
「わらしぁ、うまれるずど、その家さ、馬鹿ぁ3人出る」というもの。
大のおとなが赤ちゃん相手になりふりかまわず歌って遊ぶ様子を
表しているという。

まさに我が家も今、みんな馬鹿になっている。

ふと気づくと、わがこに向かって夫が「結婚してください!」
と叫んでいる。「なに馬鹿なこと、、」と突っ込みかけた私も、
「ああああ」と顔をうずめて「好きいい」とブチュブチュしてしまう。
「やめろお!」と夫が横からブチュブチュしてくる。

もちつキッスが止められない。
「おぼっちゃま君」のおとうちゃまの気持ちが分かってしまった私たち。
 
お姑とお舅は、目を離すとわがこを部屋に連れ去る。
一家がそろう夕食の時間にわがこを取り合う。
ラックでおとなしく眠っているときには物足りず、
ちょっとでも目を覚ませばほくほくと「どおれ」と抱きかかえては
「ほおれ、るーるるる」とわがこをあやす。

みんな毎日楽しくて幸せなのだ。