2008年5月4日日曜日

ばか発生中




姉からもらった「わらべうたで子育て」というCDつきの本がお気に入りだ。
遠野のヤエさんが、昔から伝わるわらべうたを語り伝えてくれる本。

そのなかのコラムで、遠野の古いことわざが紹介されている。
「わらしぁ、うまれるずど、その家さ、馬鹿ぁ3人出る」というもの。
大のおとなが赤ちゃん相手になりふりかまわず歌って遊ぶ様子を
表しているという。

まさに我が家も今、みんな馬鹿になっている。

ふと気づくと、わがこに向かって夫が「結婚してください!」
と叫んでいる。「なに馬鹿なこと、、」と突っ込みかけた私も、
「ああああ」と顔をうずめて「好きいい」とブチュブチュしてしまう。
「やめろお!」と夫が横からブチュブチュしてくる。

もちつキッスが止められない。
「おぼっちゃま君」のおとうちゃまの気持ちが分かってしまった私たち。
 
お姑とお舅は、目を離すとわがこを部屋に連れ去る。
一家がそろう夕食の時間にわがこを取り合う。
ラックでおとなしく眠っているときには物足りず、
ちょっとでも目を覚ませばほくほくと「どおれ」と抱きかかえては
「ほおれ、るーるるる」とわがこをあやす。

みんな毎日楽しくて幸せなのだ。